福祉を取り巻く事業環境はこの約10年で大きな変化を遂げました。利用者の直接契約によるサービスの「選択」、その選択肢として多様な事業主体の参入と競争原理の導入による全体的なサービス品質の向上を促す施策により、各法人、施設の皆様は環境変化への対応を続けてきました。
このような環境の中で今後も主体的に利用者ニーズや地域の要請に応えてゆくためには、利用者と直接かかわる職員の意識をさらに高め、組織としての力をつけてゆくことが不可欠であり、その実現には福祉を支える職員が高いモチベーションを保ちつつ、満足して働ける環境も必要になります。

環境とは、施設、事業としての方向性や組織構造、内部の仕組み、また、価値観やリーダーシップがもたらす経営姿勢、人材(人財)も含む環境ということですが、これらの点に関し、自然に、あるいは調査や研究の末に環境整備を着々と進めている施設も増えています。しかしながら本来業務の中で継続的に力を入れて取り組んで行くことはかなりの労力を伴うのも事実です。

コンサルティング事業のウェブサイト開設は、上記の取り組みを私たちがお手伝いし、事業経営を支えることを一層推進してゆく姿勢の表明です。本来業務に注力するためにも、また、事業運営に迷いが生じたときなど、どうぞお気軽にお声をおかけ下さい。